JPBAパーソナルビジネス経営コーチ
安次嶺 実奈子(あしみね みなこ)です。
「やりたいこと」だけで起業しても成功しない
~起業の5つの間違い~
についてお伝えします。
早速ですが、皆さんに質問です。
何かを始める際に
・明るい未来、成功することを前提に考えて始めますか?
・最悪な未来を想像した上で、引き際を決めた上で始めますか?
ビジネスで成功したい方は、後者の方がおすすめです。
最高な未来だけではなく、最悪な未来も想像する。
とは言っても、想像するのは難しいと思います。
これから起業しようと考えているのであれば、
起業して成功する方法ももちろん大事ですが、
起業して原理原則を知らない人が良く起こす
間違いがあります。
それらを「5つの間違い」にまとめました。
▶間違い① 自己紹介を使い分けられない
▶間違い②「なぜ起業したの?」と聞かれたら、どう答える?
▶間違い③「自分のやりたいこと」だけでは稼げない?
▶間違い④発信や発言に一貫性がないとお客様に繋がらない!?
▶間違い⑤今すぐのお客様はSNSでの発信では集まりにくい!?
それでは、一つづつ解説していきますね。
ビジネスのシーンでよくある、自己紹介や名刺交換。
皆さんは、得意ですか?それとも苦手ですか?
私は、自己表現がすごく苦手なので
名刺交換がすごく嫌でした。
なぜなら、そんな場面では、
「どんなビジネスをされているのですか?」
と必ずと言って良いほど、聞かれることがあるからです。
起業で成功する「3つめの自己紹介」を使いこなそう!
皆さんはその時に、
「私は●●の専門家・プロです」と
はっきり伝えることはできますか?
どのように相手に
自分のことを紹介するかによって
印象が変わります。
苦手だと思っていた頃は、自己紹介の内容を
準備せずに、行き当たりばったりの自己紹介をしていました。
ところで皆さんは、自己紹介をするだけで、
紹介が増えると嬉しいと思いませんか?
私自身も、実際に自己紹介だけで、
紹介をもらい、その後アポに繋げることができ
売上に繋がったという経験も多く有ります。
では、どんな風に自己紹介をしたらいいか
というと商品を説明するのではなく、
「相手にどんなことでお役に立てます」
ということを明確に伝えましょう。
例えば、整体師の場合
① 整体師をやっています。
(商品を売っている)
② 慢性疲労腰痛の整体師
をやっています。(効果を売っている)
③ 慢性疲労腰痛のサロンを
経営しています。(自分の立場を売っている)
皆さんは、この3つの自己紹介を見て
どう感じましたか?
自己紹介をされる方で多いのは①です。
①は商品を説明しています。悪くはないですが、
「何屋さんか」分かっても自分のビジネスの価値を
分かってもらえず、その後の購入する理由が
不明確になってしまいます。
商品、モノがあふれている現在では
「普通のモノ」「他で売っているモノ」は
とても売りずらいです。
そこで自己紹介では
「商品を通してお客様にどのような生活や
体験を提供するか」
を伝えることが重要になります。
ゴールが一致しているのか確認する
そして、自己紹介の後、相手のお話も聞くことに
なると思います。
ここでは、どんな人とその後、
付き合いたいかという目線で
話を聞きましょう。
私がパーソナルビジネス経営コーチとして活動している
「起業・経営の教習所」JPBAでは、
ビジネスは「貢献と金銭の交換行為」
と定義しています。
ですので、お相手の方が誰の為に
ビジネスをされているのか。
また、どんな価値を提供し、
自社を通じてどんな社会にしたいのかなど
(これらは、ビジネス理念・経営理念と言います)
を確認して、ご自身の理念とゴールが一致しているのか
ということを確認しましょう。
長くなりましたので、
次回の配信では
「なぜ起業したの?」と聞かれたら、どう答える?
について解説します。
最後まで、読んで頂き
ありがとうございました。