ストーリーがお客様からの信頼になる!?

安次嶺 実奈子 JPBA経営者コラム

創業40年デザインカーテン会社 2代目社長
JPBA沖縄エリア支部長
安次嶺 実奈子(あしみね みなこ)です。

先日から、ブランディングについて
お伝えしています。

お客様が商品を購入する前に
信用調査をします。

販売者側のことを調べて
「信用」・「信頼」をすることで
商品購入をしてもらえるということを
お伝えしました。

今日は、
信用・信頼がない
起業初期だからこそ始めたい!
具体的なブランディングの方法

についてお伝えします。

「ブランディング」は、
他社との違いを認識してもらうための活動

です。

起業初期は、特に信用・信頼が
少ないため、積極的にブランディング活動を
する必要があります。

実績・信頼がない状態で始められることを
解説します。

①「理念づくり」
(ブランドストーリー・商品開発ストーリー、会社名・ロゴマーク)
②「商品設計(商品名、価格帯)」
③「販売者(プロフィール等)」
④「知名度・認知度アップへの取り組み」

この4つをできることから
行うことで、起業初期でも
ブランディングが可能になります。

4つのポイントは、お気づきの方も
いらっしゃると思いますが
お金をかけずにできることです。

まずは、ご自身の中でブランディングの方向性を
明確にすることから始めましょう。

では、一つづつのポイントを詳しく解説します。

—–
①「理念づくり」
(ブランドストーリー・商品開発ストーリー、会社名・ロゴマーク)
—-

「理念づくり」をする中で
会社名・ロゴマークなども同時に
決定していくことが多いです。

どんなお客様の役に立つということが
決まると、会社名・ロゴマークの
形や色デザインが決まります。

会社名・屋号の決め方について
質問が多いのでポイントを説明します。

①理念に沿った名前になっているか

②お客様に覚えられやすい名前になっているか
 (長くても、頭文字などを取って、
 省略して覚えやすくできるか)

③名刺交換や電話応答の時に、
 自分の会社名を噛まずに言えるか

④同じような名前が、他社にないかどうか
一つづつ解説します。
—-
①理念に沿った名前になっているか?
—-

については、自己紹介や名刺交換の際に
必ずと言って会社名の由来を聞かれます。

その時に、

・なんとなく
・パートナーの好きな名前だから
・私が好きな言葉だから
・私の名前をつけました

という理由だと、どうでしょう?

悪いわけではありません。

しかし、お客様からは
会社としての信用度が
低くなる可能性があります。

なぜなら、

ビジネスは
「貢献と金銭の交換行為」

だからです。

「私(自分自身だけの)の為に、
 会社を作りました。」

と聞こえかねないからです。

私が経営コーチとして活動している
「起業・経営の教習所」JPBAでは
理念を創る際に、

ご自身のブランドストーリーから
個人の理念を明確にして
ビジネス理念を創ります。

そして、会社名や屋号を説明する際にも
そのストーリーと理念を一緒に
伝えることができるので
お客様からも信用・信頼が上がります。


②お客様が覚えられやすい名前になっているか
 (長くても、頭文字などを取って、
 省略して覚えやすくできるか)

JPBAの場合でいうと、

正式名称:一般社団法人 日本パーソナルビジネス協会
略して:JPBA

このように、普段は私も省略して使うことが
多いですが、名刺交換や自己紹介の際には
正式名称をお伝えします。

受講生さんやお客様も、「JPBA」と覚えて下さる方が
多いです。


③名刺交換や電話応答の時に、
 自分の会社名を噛まずに言えるか

名前の候補をいくつか出して
自分自身でも噛まないか
口に出して言ってみることが
重要です。

—-
④同じような名前が、他社にないかどうか
—-
候補の名前で、Google検索をかけて
同じ名前を使ってる会社が
どのような業種なのかもリサーチ
しましょう。

ご自身のビジネス内容が
スクール業なのに
会社名・屋号で検索すると
福祉関係の会社が多かったり・・・

その場合は、イメージが違うので
別の名前を使っても良いでしょう。

いずれにしても、会社名の由来を
説明できるかをご自身で確かめて
下さいね。

最後まで、読んで頂き
ありがとうございました。

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