JPBAパーソナルビジネス経営コーチ
安次嶺 実奈子(あしみね みなこ)です。
今日は、起業直後に直面することが多く
経営相談でもよくある質問に答えます。
—————————————–
稼ぎたいけど、売れたら怖い
—————————————–
起業して、月収100万円稼ぎたいです!
そのために頑張りたいと思っています。
商品は出来上がっていて、
あとはお客さんに販売するだけなのですが
「売るのが怖くて」なかなか思うように売れません。
どうしたらいいでしょうか?
———-相談はここまで
ここでは、いくつかの問題がありますので、
分解して説明しますね。
①理念の見直し
②セールススクリプト(台本)作成と練習
③行動量を増やし、沢山失敗すること
———————–
①理念の見直し
———————–
まず、そもそもなぜ、
「月収100万円」を稼ぎたいのでしょうか?
・旅行に行きたいから?
・ブランド品を買いたいから?
・車が欲しいから?
理由はさまざまですが、
自分の中で「稼ぐ理由」がぼんやりしていると
行動が止まったり、遅くなったり
「やればできそうだけど、やってない」
の繰り返しで結果が思うように出ないことがあります。
まずはご自身で
「稼ぎたい明確な理由」
「ビジネスを始めたい明確な理由」
「いつまでにどうなりたいかという目標」
をはっきりさせることが大切ですね。
また、これは「お客様に聞かれること」でも
あるのですが・・・
同じように月収100万円を
稼げる仕事があるとします。
それでも、今の仕事じゃないといけない理由を
説明できますか?ということです。
私が経営コーチとして活動している
「起業・経営の教習所」JPBAでは
ビジネスは「貢献と金銭の交換行為」と定義しています。
ビジネスは、誰かの役に立つことで
お金を頂けます。
ですので、もちろん個人のやりたいことも大事ですが
まずは、ビジネスで「どんな人の役に立ちたいか」を
明確にする必要があります。
(*ここでは、個人理念とビジネス理念を分ける必要があります。)
お客様に「なぜ、このビジネスをやっているのですか?」と
聞かれたら(または思われたら)
・生活のために仕事をしています
・旅行に行きたいから仕事をしています
・自由な時間が欲しいから独立しました
という「個人の想い」を説明したとして
そのあとに
・だから私の商品を買ってください。
とは、言いづらいですよね。
どんなに良い商品でもお客様が
売り手の「自分の都合」を聞かされてしまうと
買う気が無くなってしまうかもしれません。
このような「理念がブレて売れなくなる」ことの
改善方法は以前解説していますので
こちらから参照下さい。
会社員のうちにできる!
正しい起業準備 4ステップ~1ステップ~
https://note.com/minakobijines/n/nf1748cc78a7b
———————————————————-
②セールススクリプト(台本)作成と練習
———————————————————-
もう一つの課題は、売れるのが怖いということですが
相談者の方は、商品は出来上がっているので
・必要なお客様を見つけて、必要なら販売する。
・必要でなければ販売しない。(これをセールスと言います)
ということが、経験不足からの苦手意識がありました。
これを克服するには、売り込まずにうれるセールスの方法を
身に付け、ロールプレイングを重ね実際にお客様に
販売することを重ねることが、克服できる一番の近道になります。
こちらも以前、ブログで解説していますので
参考にされて下さいね。
全部公開!最高額170万円の商品が売れた!
「未来提案型セールス9ステップ」
https://note.com/minakobijines/n/n998ac11ec254
——————————————————
③行動量を増やし、沢山失敗すること
——————————————————
起業直後は、一人で全ての責任を負うことになるため
失敗することが怖いと感じてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、セールスの一般的な確率でいうと
5人に1人の確立(20%)でしかお客様は
購入しません。
ですので、考え方によっては
「早めに4人に断られよう!」
と思って、さっさと失敗した方がいいのです。
私が経営コーチとして活動している
「起業・経営の教習所」JPBAの受講生も
同じように、初めての商品を販売するときは
ドキドキして、お客さんに金額の説明ができなかったり
定価の価格を売るのが怖くて、思いっきり値引きした金額でしか
売れない、無料キャンペーンの
の期限延長を続ける・・・
というような方もいらっしゃいました。
ではどうすれば
・価値を感じてもらい
・正規の価格で
・安売り、値引きせず
売れるようになるのでしょうか?
簡単な方法としては
キャンペーンや無料モニターに「期限」「販売数」を
設けることです。
・キャンペーン期間が終わった
・販売数を終了した
その後、値段を戻すことを「決める」
そうすれば定価に戻せますね。
多くの場合、「安くでしか売れない」と思っているのは
お客様ではなく「自分自身」であることが多いです。
実際に今までキャンペーン価格で販売していた
商品を「定価」お客様に提案した所
快く購入して頂いた経験をされた方もいます。
ちなみに、この受講生さんは、
定価に戻して売上が2倍上がりました。
こんなにスムーズに売れるなら
早く正規の価格に戻しても良かったかもしれません。
とおっしゃっていました。、
買うか、買わないかはお客様が決めることなので、
まずはお客様に提案してみることが重要ですね。
次回の配信は、【5月人気の記事ベスト3!】
メルマガ開封率が2倍になったポイント解説!
します。
また、起業・ビジネスで個別にお聞きになりたいことがあれば
JPBAセミナーや個別の起業・経営相談会もありますので、
ぜひご参加ください。
今日も明日も「自分のミライは自分で創る!」で
一緒に頑張っていきましょう!