JPBAパーソナルビジネス経営コーチ
安次嶺 実奈子(あしみね みなこ)です。
前回、私が経営コーチとして
活動している「起業・経営の教習所」
JPBAでも、
起業直後の方から良く受ける
相談内容の事例を
元にお伝えしています。
起業1年目の方から受けた相談を
要約して説明すると
———–
自分で稼ぐ力を付けたくて
起業したが、思った以上に
売上が上がらない。
また、自分ができることを
商品にしたのだけど、
労働時間に比べて売上にならない。
他の商品を作った方がいいのか?
と悩んでいる。
———相談はここまで
以上の相談内容を聞いて
「3つの問題」について
一つづつ解説しています。
①起業した理由が、明確ではない。
【参考ブログ】
自分の力で稼げるようになりたい!
そんな理由で起業してはダメですか?
https://note.com/minakobijines/n/nf100b4095586
②ペルソナが決まっていない
【参考ブログ】
月収100万円を達成した
「起業直後の集客」
最初のステップはここから!
https://note.com/minakobijines/n/n296340a28f3d
③商品設計の問題
今日は、③を解説します。
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③商品設計の問題
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実際に商品設計をする上で
抑えておきたいポイントから
お伝えしますね。
商品設計の「ゴール」から
先に抑えましょう。
【商品設計のゴール】
・売上が上がる
・売れば売るほど利益が出る(儲かる)
・顧客満足と理念が達成できる
これらが重要になります。
また、「自分が売りたい商品」という
目線だけではなく、お客様が
——
「お金を払ってでも買いたい商品」
——-
を作ることも必要です。
起業直後に知って
おいた方が良い
商品の作り方については
以前ブログで
解説しておりますので
ご覧ください。
↓
起業直後の収入を確保するための
「売るべき商品」「売ってはいけない商品」
https://note.com/minakobijines/n/n7cecf44195c9
商品ラインナップの
全体像としては
起業直後で最も多い
ビジネスのパターンである
CtoC(個人対個人)の場合、
大きく分けて
・フロント商品(単発・数千円~3万円前後)
・バックエンド商品(単発・10万円以上)
・継続商品(3千円〜3万円・毎月)
とあります。
ビジネスをする上で
商品価格(単価)は
「売上・収入」に直結します。
価格設定で失敗すると
・売れない
・売れたら忙しくなって赤字になる
・商品の「価値」より「安い価格」ばかり求める
お客様ばかり抱えてしまう
など
どんなに頑張っても
うまくいかないビジネスに
なってしまいます。
特に起業初期で多い
「安い商品」だけを販売し続けると
労働時間だけが増えて疲れ果て、
さらに「赤字」になることもあります。
では、赤字にならないためには
どうしたらいいのでしょうか?
——–
商品の「価値」を高めて
高利益商品を販売することです。
——-
商品の価値を高める方法には
・販売数が少ない
・ 審査などがあり、誰でも買えない
・この人(このお店)からしか買えない
・ ブランドがある(知名度、認知度、歴史、実績)
・ 今までたくさんの顧客が購入し、
予約がいっぱい。ファンがいる。
・ 材料費、原価が高い
(スキル習得のために投資した時間や学習費用も含む)
・ 商品力が高い
(実際に役に立つ。効果が高い)
・ 有名人・著名人が推薦している
・ 顧客の声、アンケートなどの満足度が高く、
信憑性がある。
・ 価格が高い
などが挙げられます。
同じ商品が世の中には
沢山ありますが、
他社より付加価値が
あることで、
商品単価が高くても
「買いたい」と言って下さる
お客様が来てくださいます。
注意して頂きたいのは
高単価商品は
「値上げ」
とは違います。
同じ商品内容を、
「価格だけ上げる」ことをすると
お客様から見たら
「値上げ」しただけだから
買いづらい、他社にしようかな?
と思われるだけで、お客様が
離れて行ってしまう可能性が
ありますので、
既存の商品の価格を
上げたい場合は、
内容を更に充実させるなど
見直しをされてから
販売価格を変更されて
くださいね。