じゃがいも物語エピソード5「右脳の師匠からの教え」

「右脳の師匠からの教え」

 

JPBA認定講師の
商品設計&セールスコーチの
所司憲和(しょじのりかず)です。

 

じゃがいも物語4からの続きです。

 

起業してデザインスクールを始めるため、
師匠から「会社を辞めるな」と言われたけど
会社を辞め、住んでた所も
東京の外れの小作(おざく)という
ところから
新宿まで歩いて15分の中野(なかの)に住処を移動し
「よしやるぞ!」って
意気込んだものの

 

はじめの2週間ぐらい
毎朝起きなくていい重圧から開放され
なんかフワフワしてました(笑)

 

ただ、退職金を引っ越し代、
その他の家電とか買って
生活費を残して

 

残りが30万円の時
これを集客に使おうと

 

異業種交流会、お茶会、勉強会!
めちゃくちゃ行きました!

 

ありとあらゆる所に行き
一ヶ月間毎日人に会いに行きまくりました。

 

名刺交換した数なら
500枚は有に超えました。

 

しかし、集客結果は一人。
しかも、それが西尾さんの元教え子さん
そりゃ~デザイン興味あるわ~って

 

そして、その退職金がもう底をつきはじめた時に
西尾さんから呼びだしがありました。

 

西尾さん
「今、お金は?」

 


「なくなりました。」

 

西尾さん
「それで、どうするの?」

 


「どうしましょう!」

 

西尾さん
「言ったよね、お金無くなる前に」
「なんとかしないといけないよ~って」

 


「はい」
「どうしようもありません」

 

西尾さん
「まあ、わかってたんだけどね」
「こうなることは(笑)」

 

当時も今もそうですが
西尾さんは人を落とし穴に落として
「じゃあ、どうする?」って
聞いてくるのです。

 

西尾さん
「スクールの方も全然稼働してないし」
「どうするの?」

 


「すいません」

 

西尾さん
「バイトしなさい」

 


「え?嫌です」
「今更バイトなんて」

 

西尾さん
語尾強めで
「つべこべ言わずに働きなよ」
「お金ないなら働くしかないじゃん」
「みんな働いてるんだよ」

 


「はい・・・わかりました。」
「なんのバイトすればいいですか?」

 

西尾さん
「サービス業とかいいじゃない?」
「気配りとか学んだら?」
「デザインもサービス業だからね。」

 

という事でホテルで働く事になりました。

 

西尾さん
「あと、所司くんの会社は、何時出社なの?」

 


「いや、まだ決めてないですね」

 

西尾さん
「じゃあ、決めて」

 


「いきなり言われても」

 

西尾さん
「会社の社長になるんだよね?」



そうデザインスクールを作る時
プレイヤーではいけないからと
会社を作ったのですが
ただ、肩書が代表になっただけで
特段何か決めたことはありませんでした。

 

西尾さん
「『会社辞めない方がいいよ』
ってあれほど忠告したのに、今、なにもできてないし」


「だから、今日から僕の言う通りにして」

「まず、毎朝9時に僕に電話しなさい」
「会社やめて、当たり前のことができなくなってるから」
「そして、僕が電話したらワンコールでいられるような状態にしておくこと」

 


「え?でも、電話でれない状態もありますけど」

 

西尾さん
「その場合、この時間帯は電話でれませんって」
「前もって連絡して」

ホント、ここからは修行です。

まず電話でおはようございます。
と言うだけで怒られました。

 

西尾さん
「何?その寝起きの声は、まず自分で声出してから電話かけて、」
「あと声が暗い、人にそんな暗い電話してどうするの?」
「三河屋さんにみたいに玄関からリビングに声が通るように元気に挨拶して」

その御蔭で
今では
おかげで出る時は声が高くなりますし、
iPhone着信音がどこからなると未だに「ビク」って反応します。
目の前に西尾さんがいてもです(笑)

 

そして西尾さんから考え方についても
まず、ほぼ毎回言われたのが
・先義後利
・3つ先を考えろ

 

「先義後利」については
「常にお客様と社会のことを第一に考え
行動していれば利益は自ずと生まれてくる」

言わればわかることですが
これを行動することは難しいです。

 

西尾さんからは
それは思考は自分の言動に表れるということで
主語が「自分は」といった瞬間
「また自分の話してる」と言われ

 

しかも、
別にお金がほしいとか、
ブランドものがほしいとか
そう言うこと言ったわけじゃないのに
「所司君は欲深いよね~」から始まり

「あっ、しまった」と思うわけです。

 

そうすると
西尾さんの説法みたいな
お説教が始まります。

 

打ち合わせとかで会ってたしても
僕のあり方がいかにだめなのか
懇々と説明され、そのたった一言のせいで
0分で終わるはずの打ち合わせが
2時間になることが本当にありました。

 

主語が「自分」ということは
「相手のためにすぐ行動できないということ」
だと会うたびに言われました。

 

「先義後利」ができるようになれば
君に信用が付き、その後に利がついてくるから

 

まず、自分を捨てなさい。
そして、
「3つ先を考えろ」
「常に先の先をその先を考えなさい」
と言われました。

 

例えば
こんなことがありました。
知り合いが主催したセミナー後に、
急遽飲みに行こうということになった時
はじめての場所で
僕はどこに食事ができるかわかりませんから
携帯で調べようとしたら

 

西尾さん
「なんで先に調べておかないの」

所司
「え?だって僕が開催してるわけじゃないし」

西尾さん
「主催者が誰であろうと関係ない」
「所司君が調べておけば、この無駄な時間がなくなるでしょ」
「いつも言ってるよね。3つ先を考えろって」

 

少しでも
その先が読めてなかったら
すぐに言われます。
たまたま、Suicaのチャージがなくて
お金をチャージしようとした時も
「事前にやっておけよ」と
懇々と説教されるので

当時は西尾さんと一緒にどこか行くというのが
恐怖で仕方ありませんでした。
行けば必ず、説教されたので

 

西尾さんに
「心を乱すな」と言われました。
「焦ってても仕方ない」
「起こったものに対して、考えを巡らせても仕方ない」
「その後、どうするかを考えさない」

 

それでもそう簡単に身につくものではありませんでした。
その教えが身について無い時に
親父が喉頭癌になってしまい
手術することになり
そして、手術したら声が失ってしまう
と知らせがきました。

 

親父の肉声が一生聴こえなくなるし
癌自体もそれで本当に治るのか
どっちにしろ
最後の親父の声を聞きに
手術前に北海道に変えることにしました。

 

親父の件を西尾さんにお伝えしたら

 

西尾さん
「じゃあ、僕も行こうかな、北海道!」
こういう時に西尾さんはいろんな場面で試してきます。


「えっ!北海道ですか?誰と?」

 

西尾さん
「え!所司君と!」

 


「え!僕、親父のことで変えるんですよ」
「遊びで帰るわけではないんですよ」

 

西尾さん
「うん。所司くんはお見舞いで帰ればいいよ」
「僕は、観光でいくから。いや~楽しみだな~」

 


(うわ~、冗談じゃない、ホントについて来る気だ)
「え?僕、病院にずっといるつもりですけど」

 

西尾さん
「え?案内してよ~、僕いくら食べたいな~」
と言ってホントに一緒に北海道行きました。

 

ここで頭がよぎるのです。

先義後利、3つ先を考えろ
「え?こんな状態なのに?」
「西尾さんを喜ばせないと行けないの?」

 

親父の件で情緒不安なところに
西尾さんを観光に案内しないといけない
そんな状態で西尾さんと共に北海道にいきました。

 

はじめはイサムノグチというデザイナーさんが作った公園に
行きたいという事でに行きました。

 

そこまでは良かったのですが
そこからがボロボロで
行こうと思ったところは、たまたま休日で
事前に西尾さん食べたいお店だったイクラ丼は予約しないと
いけなかったのにしてなかったり、
ホント、ボロカスに言われました。

 

内心思ってました。
「いや、こんな時に来るっていうから」って
それでもやはり西尾さんへのご案内は続きます。

 

そうするとやっぱり
この2つの教えがよぎるので
先義後利、3つ先を考えろ

 

この時
ホントいろんな意味でタイミングが悪くて
ちょうど西尾さんの誕生日だったのです。

 

ずっと
喜ばせないといけない
喜ばせないとけいない
と変な脅迫観念に囚われ

 

札幌には観覧車があり
ちょうど見えたので
僕は何を思ったのか

 


「観覧車がありますから」
「最後気晴らしに見てきませんか?」

 

男二人で観覧車って(笑)
思いますが

 

あの時の僕はどうかしてたので
西尾さんの表情も見ずに
観覧車を案内し
ちょうど上った時に

 


「西尾さん誕生日でしたよね」
「これプレゼントです」
本を渡しました。

 

西尾さん
「・・・・・ありがとう」
「・・・なんで今?」
(こいつそっちなのか(本人談))

 


「いや誕生日だから(真剣)」
「喜ぶかと思って」

 

西尾さん
「いや、今じゃないは」
「ちょっと聞きたいんだけど・・・
 そっちの気があるの?」

 


「いや、違います。」
「喜ぶかと思って・・・」

 

どうかしてました(笑)

 

先に言っておきますが
男に興味はありません!!

 

今、振り返れば
普通に渡せばよかったのになって
今でも思いますが(笑)

 

それぐらい頭おかしかったけど
それでもどんな時でも平常でいろって
言いたかったんだろうなって思います。

 

西尾さんからは
人として生き方について

教えていただきました。

 

これまで、二度三度、
「もう僕と一緒にいないほうがいいじゃない」
とクビを宣告されたことがあります。

 

それは僕自身が
西尾さんの教えについて行けなくなった時でした。

 

ただ、西尾さんから今教えてもわなくなったら
たぶん、僕は今後人として真っ当な人間には
なれないだろうと思い

 

「すいません。再度、チャンスをください」
とお願いして、西尾さんに教えていただくことがありました。

 

その後、西尾さんの元で修行していくうちに
2つの教えはできるようになっていきました。

 

そのおかげか
デザインスクールも
講師陣のご協力もあり
集客もうまく行くようになっていき
東京に一つ拠点ができ
埼玉、千葉、神奈川でもスクールが
開けるようになっていきました。

 

本当に西尾さんに感謝しかありませんでした。

 

ただ、その頃から講師陣と上手く
合わなくなってきたきました。

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アバター
JPBA認定講師商品設計&セールスアドバイザー 1984年生まれ。北海道浦河出身。東証1部上場の電子顕微鏡メーカーにて、日本人で初めてフェラーリをデザインした方の設計責任者を経験。新規開発及び設計に従事(特許1件あり)。 2006年、地元である北海道浦河の過疎化を目の当たりにして、この現状をどうにかしたいと考え、地域の活性化とデザインとの組み合わせで地方活性を模索し、2015年、「地方の活性化」を理念にワンズラインを設立。代表に就任。同年、デザインスクール事業を開始。 2018年、地方をもっと活性化するために「地方を世界へ」をコンセプトに「ワンズライン合同会社」を設立。地域の魅力を世界に届けるためにWebブランディング事業を開始。 現在は個人の理念である「地域社会の発展」に貢献するためにワンズライン合同会社の経営と個人事業主向けに経営コンサルティング事業を行っている。

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