【JPBA西尾】《好き本シリーズ01》弱者の戦略

【コラム記事】

「好き本シリーズ 01」

『弱者の戦略』(稲垣栄洋)


んにちは。

日本パーソナルビジネス協会
理事の西尾順です。

シリーズ「好きな本」略して【好き本】ということで、
わたしの好きな本をご紹介したいと思います。

今日の本は、稲垣栄洋(いながき ひでひろ)さんの
『弱者の戦略』という本です。

その前に、なぜ本について書くのか
説明したいと思います。

わたしが本を読む基準は、

1.最近会った人やこれから会う人にとって必要そうなこと。
   「ビジネス」「経営」「マーケ」「コミュニケーション」「海外」など
2.自分自身の研究テーマ「教育」「脳科学」「子どもの成長」など
3.仕事で使うアイデア用「デザイン集」「展覧会の図録」など

っと偏った本が多いのが特徴です。

昔から本屋さんに行くと、
タイトルを見ているだけで
アイデアが湧いてくる事がありました。

なので、あらかじめ買う本を決めて
本屋に行くというよりは、
感覚的に必要な本を選んで、
買うようにしています。

買った本は、
カフェで読んで、
ノートにまとめる。
 
買って、まとめる。
 
・・・を繰り返して10年ほどやっています。
 
周りから見ると
「すごそう!」に見えるかも知れませんが、

どうやらノートに書かないと頭に入らないようなので、
必要に迫られて、地道に手を動かして頭に入れています。

どうやらVAKでいうと
(視覚[Visual]、聴覚[Auditory]、触覚・体感[Kinesthetic])

情報を記憶するにはKの体感型なのかもしれません。
人によっては、Aの聞くだけ、Vの目にしただけで

頭の中に情報が入る人がいますが、
そんな人をうらやましく思います。


わたしはいちいち体験しないと記憶に残らないようです。

さて、この10年、いろいろな本に出会ってきたのですが、 
今日の本は、生物学として「強者とはなにか」について
書かれた本です。
 

『弱者の戦略』ってタイトル通り、
生物はどのようにして生き残るのか、
という生物の生き残る戦略が書いてあります。
 
この本の好きなところは、
最初の一文

「強い者が勝つのではない。
 勝った者が強いのである。」

 
え!弱肉強食じゃないの?
ライオンじゃないの?っと言うところで
買ってしまいました。
 
強者でない弱者がどのようにして
生き残るために進化していったのか
下記のようにまとめています。

 
・群れる
・メスを装う
・他者に化ける
・動かない
・目立つ
・時間をずらす
・早死にする など
 
この考え方をそのままビジネスに置き換えるだけで
いろいろとアイデアが湧いてきます。

マーケティング用語で「ニッチ」というのがありますが、
もともとは壁の小さなくぼみのことを指すようです。

ビジネスにおいて、最初のステップはニッチな場所で
ナンバーワンになることが重要です。

ナンバーワンになり、オンリーワンの場所で
しだいに市場を広げていきます。

弱者として、どうやって条件をクリアして、
しぶとく生き残るのか。
考えやすいために後ろに(キーワード)を入れてみましょう。
●例として、わかりやすいように(ビジネス)と入れてみました。

・群れる(ビジネス)・・・そして生き残る
・メスを装う(ビジネス)・・・そして生き残る
・他者に化ける(ビジネス)・・・そして生き残る
・動かない(ビジネス)・・・そして生き残る
・目立つ(ビジネス)・・・そして生き残る
・時間をずらす(ビジネス)・・・そして生き残る
・早死にする(ビジネス)・・・そして生き残る
 
生き残ることが強者となります。
私たちの人生戦略にしても、ビジネスにしても

どうやって生き残るのか。
この本が考えるきっかけになりました。

 
最後に、稲垣さんのインタビュー記事で
「生き方のヒント」のようなものが
書かれていたので抜粋して紹介します。
 

<稲垣さんから学生へのメッセージ>
 
ヒット曲の影響で
「みんなオンリーワンの存在なのだから、

 ナンバーワンになろうとしなくてもいい」と
言われることがありますが、


生物の法則は厳しくて、

「ナンバーワンしか生きられない」
というのが
【自然界の鉄則】です。
 
それなのになぜこんなにたくさんの生物が
地球上に生きているのかと言うと、
すべての生物が

「自分がナンバーワンになれる、
 オンリーワンの場所」

を持っているからです。
 
そういう場所を生物学では「ニッチ」と言います。

では、ナンバーワンになれる場所を見つけるには
どうすればいいかと言うと「自分らしさ」を高めること
 
得意なことや、好きなことで勝負する!というのが一番なんですね。
でも、好きだけど苦手だったり、
得意だけどたくさんのライバルがいることもあります。
そういうときに、生物がよく取るのは

「ズラしてみる」

という戦略。
 
例えば、

デザインが好きなのに絵が苦手なら、
デザイナーに指示をする仕事に回れば
好きで得意なことになるかもしれないし、

同僚がやらないことを探してやってみれば、
あまたいる営業職の中で
抜きん出ることができるかもしれない。

 
生き残るために絶対やってはいけないのは、

人のまねをすること。

得意なこと、好きなことを見つける
というのは人生を充実させるだけでなく、
生物の法則に照らし合わせても大変重要なことです。
 
<最後に、稲垣さんにとって仕事とは?>

1) 仕事を通し、世の中の一部として
   自分がいるというのを実感できることがうれしい!

2)「軸足」を意識しながら、さまざまな経験と
   掛け合わせることで専門性が深まる。

3)どんな仕事がしたいかではなく、
   人として、どう生きたいかを考えることが重要。

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日本パーソナルビジネス協会
理事/企業顧問
西尾 順 / Jun Nishio

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JPBA理事 西尾順

JPBA理事 西尾順

JPBA理事/経営幹部リーダー育成・企業顧問一般社団法人 パーソナルビジネスビジネス協会
一般社団法人日本パーソナルビジネス協会(JPBA)理事/経営幹部リーダー育成・企業顧問。株式会社クールアンドクレイジー 代表取締役。これまで約5000人のリーダーの悩みを聞き、相談を伺う。多くのリーダーは「人・組織」と「経営」の2つの課題で悩んでいることに気づく。「人の課題」を解決するために、2015年から脳外科医の篠浦伸禎医師に師事を仰ぎ、脳から見た人間の成長や教育について勉強する。「組織と経営の課題」を解決するために、2008年から当協会代表理事のである親川政明氏に師事を仰ぎ、企業の組織成熟度に合わせた経営課題解決を学ぶ。著書に『会社経営入門「デザイン力×経営力」の教科書』がある。【Amazon】https://amzn.to/2kwkp46

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