JPBA法人講師認定コースについて
JPBAでは創業から事業承継まで、起業家育成プログラムや法人経営者、次世代を担う経営人材、管理職、社員に「経営力のある個人の育成」をテーマに理念経営の基礎や仕組み化ができる研修カリキュラムを提供しています。
このJPBA法人経営者講師育成コースに沖縄にて活躍中の法人5社7事業を運営している経営者、創業40年の二代目女性社長が参加しました。また、起業家育成講師に創業41年の二代目経営者参加。その様子をレポートします。
法人企業と個人事業での提供カリキュラムの違い
経営と一口に言っても「個人事業主」と「法人組織の運営」では経営課題の内容が大きく違います。年商3億円までの企業の最重要課題は「売上アップ・集客」です。市場規模云々の前に売上が小さく市場シェアも小さいので既存市場をどう開拓するか、シェアを上げるか、顧客をどう獲得するかが焦点になります。
社員数が20名を超えてきた年商3億円以上などは「組織が利益の源泉」となるので自ら経営人材になり得る「自立型人材の育成」や、根本的に「この事業を存続させるべきか」「新規事業はどの市場を開拓するのか」といった経営戦略が必要になります。
今回の法人講師育成コースは後者の方になりますが、JPBAの講師育成ポリシーとして「受講生に提供する内容を実際に実践して、高い成果を上げている現役経営者」が講師育成コースの対象となります。講師試験もありますので、皆さん真剣に学んでいます。
JPBA法人講師カリキュラムの内容
※法人講師育成コース受講のお二人。法人5社を運営している「卓越した経営者」も会社の未来作りのために学んでいます。
法人コースの前半は以下のカリキュラムを行いました。主に組織改善を主とした企業理念策定や自ら経営者マインドと経営スキルをもった自律型人材育成による生産性向上、決算書を読み解く基礎や活用方法、経営コンサルタントとしての実例課題をロールプレイングしながら最短最速で経営課題を解決できる法人講師を育成しています。
- オリエンテーション・講座概要
- 次世代型理念経営システム
- 事例)次世代型理念経営システム導入事例
- ワーク)理念浸透度
- 経営システムの全体像
- ワーク)会社・事業の出口を明確にする
- ワーク)自社で取り組んでいる経営の仕組み化
- 組織における理念策定
- ワーク)自社の理念策定段階
- 理念活用度・理念策定方法
- ワーク)経営理念策定(ミッション)
- 経営理念策定(ビジョン)
- ワーク)経営理念策定(ビジョン)
- 経営理念策定(バリュー)
- ワーク)経営理念策定(バリュー)
- ワーク)経営理念策定まとめ
- ボトムアップによる企業理念策定法
- ワーク)KJ法による企業理念ミッション策定
- 業務従事者階層の理念策定
- ミッション策定とビジョン策定の違い
- 企業理念策定(ビジョン)
- ワーク)ボトムアップ企業理念策定(ビジョン)
- ワーク)企業理念策定(バリュー)
- ワーク)企業理念策定
- 業務従事者階層の理念策定
- 新規事業開発戦略
- ワーク)自社の成長曲線イメージ
- 成熟期における経営課題
- ワーク)創業40年企業の衰退期における経営課題
- ワーク)自社事業分析(PPM)
- 新規事業・第二創業スピード開発
- ワーク)自社の強み発見
- 既存事業の事業改善と新規事業開発
- 事業計画書の策定
- ワーク)事業計画書の策定
- 自律型人材教育システム概要
- ワーク)賃金テーブル作成
- 人材戦略ディスカッション
- 財務CF戦略
- 決算書の活用方法
- 事業単位での推移表分析
- 事業撤退と新規事業でのリソース配分
- 無保証人無担保での資金調達
- 経営コンサルタントとしてのあり方
- 経営課題解決の実例ケーススタディ
- 経営改善ロールプレイング
上記はすべて経営学や経済学から取り入れたものではなく、年商40億円のコンサルティング経験で習得した経営の仕組みと実際に起業し、50以上の業種で88%以上の業績アップ、生産性アップを達成し6ヶ月で売上8倍などの実績に基づいた根拠ある経営システムをすべて網羅した内容になっています。
この経営プログラムの開発は16年かかっており、すべて経営現場から得たデータに基づいて、どの業種であっても必要な経営システムがすべて網羅されています。
起業家育成講師のカリキュラム
※こちら起業家講師育成コースは創業40年の女性経営者
以下は起業家育成講師のカリキュラムとなっています。個人の経営コンサルタントとして広告費ゼロで年商5000万円を達成し、受講生の88.6%が売上アップし、2年間で31人の起業家、フリーランスが月収100万円と突破した実績に基づいた「個人ビジネス成功の仕組み」がすべて学べるプログラムとなっています。
- オリエンテーション
- 講座概要
- 自己紹介と講師プロフィールの書き方
- パーソナルビジネスとは
- 最短で起業するプロセス
- PBF概論まとめ
- ワーク)起業したきっかけ
- ワーク)個人理念策定キーワード書き出しワーク
- 理念とは何か
- ワーク)個人理念ロールプレイ
- ビジネスにおける理念策定
- ワーク)ブランドストーリー曲線作成ワーク
- 曲線作成ワークとまとめ
- ペルソナ策定
- 価値提供と社会貢献
- ビジネスと社会貢献
- 講師育成コース1日目まとめ
- 講師育成コース1日目復習
- 理念の完成
- MLTV商品設計
- ワーク)商品設計
- 自社商品開発の基本
- 高単価商品の設計
- ワーク)高単価商品の設計
- MLTV商品ラインナップ
- ワーク)フロント商品設計・集客
- 商品構成
- リスト取得用無料商品設計
- ワーク)商品開発最終チェックシート
- 商品設計まとめ
- 決済システム
- 前回の復習と宿題 JPBA講師理念の復習
- 信頼構築戦略(TBS)
- ワーク)信用と信頼の自己分析
- ワーク)信用と信頼の事業分析
- ブランディング概論
- ワーク)自分をブランディングする
- ワーク)プロフィール作成
- SNS個人ブランディング戦略
- プロフィール・カバー画像
- ワーク)ロングプロフィール作成・まとめ
- ワーク)ロングプロフィール作成
- ワーク)ショートプロフィールの作成
- 集客自動化プラットフォーム概論
- ワーク)自社のWebページチェック
- 集客自動化レベル3
- WEBからのリスト取り
- ワーク)集客導線の作り方
- ワーク)全体ワークフロー見直し
- アンケートでの感想取得
- 感想動画の取得方法
今後のJPBA講師育成コース開催について
基本ポリシーとして講師は年間6名育成に制限し、5年間で30名の法人講師育成を目標としています。現在、日本だけでなく、海外からも講師育成コースを受講している経営者もいますので、JPBAが提唱する「顧客、社会、自社、自分が共に豊かになる経営力教育」をこれからも進めて参ります。
講師育成コースはこちらです。
https://jpb.or.jp/jpba_entry/
次世代の経営人材を育成したい経営者・管理者にも最適なプログラムですので、ぜひご参照ください。
JPBAはこれからも「経営力教育で豊かな社会を共に創る」を理念として邁進して参ります。よろしくお願いいたします。
JPBA代表理事
親川政明
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代表理事詳細プロフィール
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