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【JPBA西尾】OJTで一度は失敗する「教え方」《教育の語源は“引き出す”。今は“与える”》

西尾 順 JPBA経営者コラム

【コラム記事】

OJTで一度じゃ失敗する「教え方」
《教育の語源は“引き出す”。今は“与える”》

こんにちは。
日本パーソナルビジネス協会の理事
経営幹部育成やリーダー育成をしてます。
企業顧問の西尾順(Nishio Jun)です。
家庭内でも、社内OJTでも、
わたしたちのように講師としてでも
「教育」というところで
みなさん一度は同じ失敗をしていまいます。
わたしは、協会の理事として
また、企業顧問として、
人に何かを教育することを仕事としていますが、
わたしも最初は失敗しました。
本日はそんな
「社内で必ず起きる教え方の失敗」について
話そうと思います。
新入社員が入ると、
一般的には、基礎の研修があり、
その後、現場で先輩から
教わりながら仕事を覚えていきます。
いわゆる、OJT(On-the-Job Training)と言われる
企業内の教育手法です。
OJTのメリットは
・個人のスキルに応じた内容とスピードの調整ができる
・実務を通じた人間関係の構築
・現場で磨かれて即戦力になる
・社内で育成できるのでコストが抑えられる
・教える側にとってもスキルアップになる
しかし、OJTにはこんな課題もあります。
・教える側のスキルが低いとどちらも成長しない
・間違ったことを教える、それがその後も続く
・放置される。仕事を盗めない人が続出する
・その都度、教わるので体系的に学びづらい
・現場の実務の足を引っ張る
いろいろと問題は見えてきますが、
そもそもの「教える」「教育」という言葉について
考えて見たいと思います。
語源について・・・
教育という言葉は、明治に作られた
英語の「エデュケーション(Education)」の和訳後です。
もともとは、
ラテン語の「エデュカーレ(引き出す)」が語源で、
本来の教育は「眠っている才能や資質を引き出す」という意味です。
もちろんそれを学ぶ側の姿勢も必要になります。
学ぶ側の姿勢をコントロールするのは、
テンション(気分)ではなく、
モチベーションコントロールが必要なのですが、
それは別の機会に話そうと思います。
このEducationの意味が
「引き出す」から「与える・教える」に変化したのは、
18世紀から19世紀にかけての
ヨーロッパの産業革命で変化が起きました。
学校で、知識を詰め込むことで
おカネを得ることが近道になることから
その意味が急速に強まります。
また、近代に入って「国」に有能な人材を
いかに早く、大量に作り出すか、
ということが、各国の重要課題となりました。
国家による教育「国家教育」の始まりです。
そんな国家教育の波が広がり、
日本も明治時代にそのシステムを輸入し、
近代教育制度を始めることとなりました。
引き出す ←→ 学ぶ
という、互いに成長するために
ギブアンドテイクの関係が
与える  ←→ 学ぶ
という一方的な力関係になり、
「学ぶことは楽しい」ということも
薄れて言ってしまいました。
話を戻すと、
では、社内教育で教えるためにはどうしたら良いのでしょうか。
「引き出す」ってどうやればいいのでしょうか。
わたしも一方的に知識を教えることが
教育だと思っていました。
しかし、本来は本人が仕事をすることで、
誰かの役に立つこと、チームに貢献することで
「楽しい」を引き出す。才能や資質を引き出すこと。
そして、それに気づけるように
目を皿のようにする行動や心の変化を見ることで、
教える側もいっしょに成長することが重要です。
経営者の方は、
厳しい世界で勝ち抜いて、
今のポジションを手に入れた方が多いですし、
小さい頃から努力してきたリーダーの方もいます。
そんな方は、ついつい強い言葉で上から命令したり、
「自分はできるのに、なぜ分からないんだ!」と怒り出したり、
自分の正しさ=正論をぶつけてきたりします。
童話『北風と太陽』ではないですが、
常に強い風ばかりでは、相手も小さくなったり、
へそを曲げてしまいます。
人は、どのようにすれば楽しく仕事ができるのか、
成長できるのか、引き出すにはどうしたらいいのか。
もしも、OJTで成長が止まったら、
一度、教え方を見直してみることをオススメします。
本日もコラム記事を読んでいただき
ありがとうございました!
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JPBA専務理事 西尾順

一般社団法人 日本パーソナルビジネス協会(JPBA)、日本で唯一の実践経営と経営人材育成が行える協会、専務理事・組織設計アドバイザー。企業経営の存続を左右するブランディングの世界にあって、東京都から「経営人材の教育事業」として経営革新の承認をいただき、80%の企業で売上アップの成績をあげる。中小企業の経営相談数は、5000社以上を超え、1年を通してアメリカ・マレーシア・日本の各地から社長様・経営者様のご相談を伺う。その結果、事業の仕組み化、組織設計、会社経営など、ブランディング経営を通した顧客満足度は非常に高く、年に10回、日本各地やオンラインで行われるセミナーや勉強会に、数多くの経営者が詰めかける。また、ブランディングからデザインを一貫して行う「株式会社 クール・アンド・クレイジー」代表取締役として活動する。

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