わたしが一番長くお付き合いしている社長さまは、複数の教育事業と経営コンサル事業をしている方で、起業して数年で数千万、億が見える所まであっという間に昇っていった方です。

経営の話をしてから数ヶ月ごとに会社が成長していくので、社長の仕事もどんどん様変わりしていきます。

起業時代・事業時代・会社経営時代・・・と、会社の規模が大きくなると同時に、社長の仕事は下記のように変わっていきました。

・一人でオールマイティーに何もかも出来る
・数名の社員や外部スタッフと事業を回す
・事業のチームリーダーとして効能効果を最大限に発揮する
・現場監督として、それぞれのリーダーをまとめる
・現場監督にリーダーを任せて、事業改善・新規事業を考える
・事業を経営幹部に任せて、２つ目の法人を立ち上げる

……と、成長に応じて求められる仕事の質も量も上がって行きます。

ある意味、一人で気ままに過ごす事ができた起業時代に比べると、「自分の仕事＝求められる機能」が変わり、職業や立場、周りからの期待感、背負うリスクも高くなっていきます。

その頃から、【会社経営】という言葉をさらに強く意識するようになったようです。

服装、時計、サイフ、靴、話し方、運動や健康管理について話すようになりましたし、ご自身のブランディングにもお金を掛けて、ずいぶんいろいろと研究をしていたようです。

会社では、社の中心として、どんどん「仕組み化や組織づくり」に手を加え【会社システム】の完成を目指していきます。昨日よりも今日は、さらにスムーズな仕事の効率化になるように励んでいました。

そんな彼が、どんなステップを踏んで、何を考え、何に悩み、ブレイクスルーしていくのか、そんな「会社システム」についてお話しして行きます。