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【JPBA西尾】デザイン経営的視点01:どんな商品も「少し」は売れる《狂わす会社経営の真実》

西尾 順 JPBA経営者コラム

【コラム記事】

デザイン経営的視点 01

どんな商品も「少し」は売れる

《狂わす会社経営の真実》


こんにちは。
日本パーソナルビジネス協会
理事の西尾順です。

デザイナーをしていると
多くの経営者と出会います。

そんな経営者さんはこう考えます。

「デザインを変えれば売上が上がる」

そう考え、期待をもって
デザインを依頼されます。

キャンペーンや企画モノに始まり、

WEB、LP、パッケージ、
チラシやポスター、DVDや書籍、
ロゴや名刺、ブランディング・・・などなど

これまで様々なデザインを行ってきました。

そして、この
「デザインを変えると売上が上がる」という

都市伝説は
すべて間違っている!

と言い切れないのが、
悩ましいところで、

どんなものでも
デザインを変えて新商品として出すと、
「少し」は売れてしまいます。

これが会社経営を狂わしていきます。


まったく売れない。なら諦めもつくのですが、
なぜか少し売れるのです。

すると、社長さんはこう考えます。

「もうちょっと周りに宣伝したら売れるかも」
 ・・・チラシをつくる。

「もうちょっと広告をかけたら爆発的に売れるかも」

 ・・・広告費をかける。

「もうちょっと営業を増やして、しっかりとした

 営業ツールで販売に専念させれば売れるかも」
 ・・・キレイなパンフやカタログ、社員を増やす。

そして、売上はまた「少し」伸びます。

「よし!もうちょっとだな!」
「銀行からお金を借りよう!」

そこで、さらにお金を投資して、
次の一手を打ち始めます。

・・・ところが
いつまで経っても「少し」しか売れません。

そして、数ヶ月、1年、3年経ち、
「もう、こりゃダメだ」と気づき撤退します。

撤退しても、
儲かる事業や商品がある会社は、
赤字と黒字を差し引きして
ゼロにすれば良いだけですので、
まだやりようがあるのですが、

大抵は、規模を縮小して元のひとり社長に戻るか、
フリーランスになるか、会社に再就職して会社員になるか。

会社を潰して、ウツになるのがパターンです。

わたしもそうでした。

赤字が続いた時点で、早めに事業撤退しておけば良かった。
マイナスのサービスや商品・社員を少し減らせば良かった。

そうすれば「会社は大きくなったのに」っと
思い起こすと反省してしまいます。


では、なぜ売れてしまうのでしょうか?

それは、どんな方にも「信用」があるからです。

信用とは、これまで時間をかけてやってきた
「数値にできる実績」です。

・代表者(貢献力×人間力×エネルギー)
・キャリア
・知識や技術
・資格
・商品やサービス
・お客さんの口コミ
・設立年数
・資本金
・会社の売上や決算
・事務所や働く場所
・店舗数
・取引先
・社員やスタッフ数
・役員
・メインバンク
・不動産や株の所有 など

このように信用は、
どんな会社にも必ずあります。

よっぽど嫌われている会社や社長さんならまだしも、
たいていは「少し」は信用があるから「少し」売れる。

それが狂わす会社経営の真実です。

デザインをすると、
「かっこいい」とか「かわいい」とか、
「手に取ってもらいやすくする」とかいう
メリットがありますが、

デザインはそれだけでなく、
「これなら大丈夫そう!」という

《信用をデザイン》する

ということも同時に行っています。

わたしたちは、
言語的コミュニケーションだけでなく、
非言語コミュニケーション
(ノンバーバルコミュニケーション)を
計算することが仕事です。

しかし、

そもそもの売る会社(人)に信用がない。
そもそもの商品や機能が悪い。
そもそもの利益率が悪い。
   ↓
売れると忙しくなり、そして赤字になるなら、
デザイナーの力ではどうにもなりません。

デザイン経営として
「企業の競争力強化」を図るなら
そもそもの経営の問題を解決できる社長。

または、経営を理解できるデザイナー。
デザインを理解できる役員や社員の必要性を感じます。


次回、「デザイン経営的視点 02」は
「そもそも赤字の会社は存在しない」をお伝えしたいと思います。

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日本パーソナルビジネス協会
理事/企業顧問
西尾 順 / Jun Nishio

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JPBA専務理事 西尾順

一般社団法人 日本パーソナルビジネス協会(JPBA)、日本で唯一の実践経営と経営人材育成が行える協会、専務理事・組織設計アドバイザー。企業経営の存続を左右するブランディングの世界にあって、東京都から「経営人材の教育事業」として経営革新の承認をいただき、80%の企業で売上アップの成績をあげる。中小企業の経営相談数は、5000社以上を超え、1年を通してアメリカ・マレーシア・日本の各地から社長様・経営者様のご相談を伺う。その結果、事業の仕組み化、組織設計、会社経営など、ブランディング経営を通した顧客満足度は非常に高く、年に10回、日本各地やオンラインで行われるセミナーや勉強会に、数多くの経営者が詰めかける。また、ブランディングからデザインを一貫して行う「株式会社 クール・アンド・クレイジー」代表取締役として活動する。

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