<フリーズ脳6つの共通点>
もしも社長さんがフリーズしてしまったら・・・
こんにちは。
日本パーソナルビジネス協会
理事の西尾順です。
さっきまで楽しく話をしていて、
なにかのスイッチを押すと
急に「わからないです・・・」っと
思考停止になる社長さんがいます。
考えることを止める。
思考停止することを
「フリーズ脳」というそうですが、
そんなフリーズして思考停止にになる方には
いくつかの共通点があるようです。
<フリーズ脳になる人の6つの共通点>
1)全部をいっぺんに考える
2)アウトプットしたくない
3)自分だけで考える(考えたい)
4)情報が多い or 少ない
5)時間がない
6)1つの答えを探そうとする
・・・これまで約5000人の社長さんから
お話しを聞いていると、
こんな共通点になる方が多いようです。
そんなとき
私がどうしているかというと・・・
●全部いっぺんに考える人
結局、何が一番大事なのか、
話を一つひとつ聞いていくと
だんだん優先順位がわかっていくので、
その話の「大事な点を見つけて、
そこから、全体をいっしょに考える。
●アウトプットしたくない人
そもそも話したくないことは
たとえ友人でも「話さなくていい」と
思っています。なので、
「言いたくないならいいよー」と
心のハードルを下げてあげます。
言いたくなったら、勝手に話し出すので
その場は流しておきます。
●自分だけで考える(考えたい)人
哲学思考といいますか、
考えるのが好きな人もいます。
ですので、それは良いのですが、
一人遊びではなく、こちらとの
コミュニケーションを促すために
「何考えているの?教えて?」っと
考えるゲームに参加していきます。
●情報が多い or 少ない人
そもそもの情報が多すぎて
困っている場合は、情報を仕分けして、
グループを作ってみます。
逆に、
情報が少ない場合は、
足りない情報を足したり、
スマホで調べてもらったり、
次に会うまでの楽しみとして
情報を増やしてもらいます。
–
情報の探し方がわからないで、
思考停止してる人も多いようです。
●時間がない
次の予定で話を切り上げたいとか、
短い時間で答えを出さないといけないとか、
「早く答えを出さなきゃ!」という
プレッシャーを感じると
思考停止してしまいます。
そんな時は、
次の機会を提案したり、
ヒントをいっしょに探しながら
次回までに考えてもらいます。
●1つの答えを探そうとする人
「答えは1つ」ということが前提になっていて
「間違っちゃいけない」と1つの答えを
探して、探して、探せなくて、
結局は諦めてしまいます。
「なぜ?そう思うの?」
「どう考えたら良い?」
「別の人ならどう思う?」など
視点を変えて話をしながら
小さな答えを本人の口から言ってもらいます。
ちょっとでも良い答えをしたときに
少しオーバーアクションでも喜ぶと、
だんだん考えを話せると同時に
フリーズが溶けていきます。
【コツ】としては下記のようなことです。
・いっきに全て考えると難しいもの「細かく分解」する。
・紙とペンを使って「ひたすらアウトプット」する。
・自分で考えても答えがでないなら「他人の頭」も使う。
・情報、できれば、他人の知識・イメージではなく
自分の「五感」に近いものに触れる。
(アメリカに行ったことのあるアメリカと、行ったことのないアメリカは違う)
・短い時間でも良いので「グループごとに整理する時間」を作る。
・時には「ぼーっとする時間」も大事な時間。
※脳科学ではデフォルトネットワーク状態のこと
・答えは一つじゃない、一つの答えを探すよりも
「たくさんの答え」を探してから考えた方が近道。
・たくさん出た答えから、必要な部分だけを一つひとつ「組み合わせる」。
中でも、一番のオススメは、
考えてもわからないことは「人に聞く」ことです。
とりあえず、分からないことは
メール・電話で聞いてみてはいかがでしょうか。
企業顧問という仕事は、
クライアントである経営者のために
新しい企画、ビジネスアイデア、市場調査、分析など
多面的に支援することを求められます。
たとえ、企業顧問でなくても、
クリエイティブ会社の社長さんは、
ご自身の会社のビジネスを考える必要があります。
そんな方にも、上記のような「コツ」は使えますので
ぜひ、活用してみてください。
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日本パーソナルビジネス協会
理事/企業顧問
西尾 順 / Jun Nishio
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