【コラム記事】
なぜわたしは企業顧問になったのか?
《顧問として大事にしている5つのこと》
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こんにちは。
日本パーソナルビジネス協会の理事
経営幹部リーダー育成・企業顧問の
西尾順(Nishio Jun)です。
本日は「企業顧問になった理由」について
話そうと思います。
企業顧問という仕事は
じつに面白い仕事です。
問題解決をするために
コンサルテーションもしますし、
カギとなる問題を引き出すために
コーチングやカウンセリングもします。
経営者と企業の未来づくりの話をしたり、
時には、経営者自身の過去の幼少期から現在の話。
親子関係の話、兄弟や親戚の話。本当にやりたいこと、
そもそも何に可能性を感じているかなどの話もします。
では、一般的に「顧問」とは
どのような仕事なのでしょうか?
ネットで検索して調べてみると・・・
-検索より抜粋-
企業経営に携わる社長
(直接的決裁権がある人)に対し、
自らの経験や専門知識に基づいて
実務的な助言を行う人のこと。
顧問は、意思決定の権限は持たず、
あくまでも日常的な経営の相談を受けて
意見を求められた際に、
助言を行う立場の人。
–
どうやら経験や専門知識がないと
なれないようです。
そこで、わたしがこれまでやってきたことが
下記に書き出してみました!
●
経営の話、人事制度、雇用や採用、オペレーション、社員教育、
幹部育成、社内リーダーや新人研修、チームビルディング。
ブランディング、web展開、広報、広告展開、店舗づくり、
ファンづくり、催事やイベント、印刷物のデザイン。
企画、プロジェクト、営業、コンプライアンス、
ビジネスモデル、組織作り、新規事業、商品開発、
事業再生、財産分与、二代目育成、遺言書の作成、
特許や商標、権利収入、不動産、海外投資 など
経営者の身の回りで起こる
ありとあらゆることに関わってきました。
もちろん、すべてわたし一人で
出来るわけがありませんので、
それぞれのプロにお願いするのですが、
経営者のために、承諾を得ながら
全体をまとめてゴールを設定し、
橋渡しをすることが仕事になります。
こうやって書き出してみると
ヘンな仕事ですね笑
この中で、わたしが専門なのは
「ブランディング」
「デザイン」
「教育」(脳とリーダー)
の3つですので、
それ以外はやらなければいいのですが、
「西尾さんどうしたらいい?」
と社長さんに聞かれるので、
「では、こうではないですか?」
なんて答えると、いつのまにか手伝うことになり、
なんとなく出来ることが増えてしまった…
というのが正直な理由です。
具体的な問題解決であれば、
ゴールも見えていますので、
お金も請求しやすいですが、
顧問の仕事は、あくまでも、
社長の抱えている見えない
課題解決だったりするので、
あまり、お金になりません。
ですから、多くは年配の方で経験豊富な方が
顧問になることが多いのかも知れませんね。
※一般論です。
そんな企業顧問の仕事ですが、
世の中の人からは、問題解決屋さん(コンサルタント)、
または、経営コンサルタントだと思われていますし、
経営者からも・・・
「相談だけの人」「安いコンサルタント」という定義で
仕事を相談や依頼される方も多い仕事です。
※たまに「経営者専属のコーチングする人」
「人生相談をする人」と定義する人もいたりします。
お客さんが喜んでくれるなら、
まあ、それでも良いのですが、
では、そもそもなぜ、
このような仕事が経営者に必要なのでしょうか?
わたしのような仕事は
無くてもいいと思いませんか?
コンサルタントのように
問題解決をしてくれるわけでもないですし、
すぐに売上が上がるわけでもありません。
こんな無くてもいい仕事なのに
なぜ、経営者に求められるのか?
それは・・・
経営者が1cm進むと。
社員が10メートル以上
進んでしまうからです
会社は社員がいることで
レバレッジがかかっている状態です。
社長1人では出来ないことも、
社員が複数いるから、
たくさんある業務をこなせます。
そのため、
社長が「ひと言」いうと、
社員がダー走り出してしまうため、
途中で「やっぱやめたー」と言うと、
もう突っ走ってしまっている社員は、
「これまでやったことすべてを捨てて」
元に位置まで戻るのに大変です。
それだけ、社長の決断は、
会社を大きく動かす力があります。
そこで、走り始める前でに
ゆっくり考える必要があります。
とは言っても、鏡の前で独り言を言っても
つまらないし、考えられないものです。
そして、目に見えない未来の課題に対して、
新しいアイデアが欲しくなります。
そこで登場したのが
企業顧問という仕事なのかもしれませんね。
世の中には、
様々な企業顧問がいますが、
誰でもいいわけではありません。
もちろん、相性もありますし、
経営者の好みもあります。
そして、おこがましいのですが、
わたしも企業顧問を引き受けるときに
大事にしていることが5つあります。
西尾順が企業顧問で
大事にしている5つのこと
1)社会の役に立つか。
または、役に立ちたいか。
2)自分、家族、社員、お客さんを
大事にしているか。
3)打てば響く関係になれるか
(理念の奴隷になれるか)
4)子どもの未来が明るくなるか。
※わたしの理念との共感
5)時代とキャッチボールしているか。
これが、わたしが大事にしていることです。
ここに書いてあることすべてが、
これまで出会った悪い経営者から学んで
反面教師としてつくられたものです。
お金、お金が口癖で、
社員を奴隷のように使う人。
お客さんを騙して、
ボロ儲けを考える人。
自分だけ
良ければ、
奥さんや家族が泣いていても
気にしない人。
名声があり、著名な人であっても、
人を上手く使って、できるだけノウハウを吸って、
使えなくなった簡単に切る冷徹な人。
結局、自分しか愛せない人。
ビジネスとは戦いだ!
勝つためには・・・
他人も信用しない、
自分すら信用できない人。
いろいろな方と出会いました。
おかげで
こうやって勉強になっているので、
「若い頃の苦労は買ってでもせよ」
とはよく言ったものです。
「4」の子どもの未来の話は、
わたしの個人の理念です。
こちらは話が長くなるので
またの機会に書きたいと思います。
最後の「時代とキャッチボール・・」ですが、
こちらは「時代をどう創るか」という話です。
経営者の方は、会社や商品、サービスを通して、
社会へつながろうとしている方だと思います。
単なるお金儲けではなく、
《自分の世界観を表現するために
新しい自分の「言葉」を探している》
(または、新しい事業を探している)
しかし、自分の世界観が未熟だったり、
表現するための言葉(事業)にならなかったり、
新しい自分(世界50億人の中の一人としての自分)を
見つけられないから、、苦しむのが経営者です。
「時代を創る」ために会社でなにをするか?
どんなカタチを創り、どんなキャッチボールするのか?
わたしは、企業顧問として、
そんな経営者を応援していきたいと思っています。
p.s.
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日本パーソナルビジネス協会
理事/企業顧問
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